たあくんの遠足のボランティアに行ってきました。
待ちに待った
Biz Townです。
スーツを着て面接をして警察官の仕事に着くことになったBiz Townです。
いや~、素晴らしい施設でしたよ。子供たちはこの遠足の為に5週間準備をし、さらに、ボランティアの保護者達は子供たちが来る前に1時間半の研修を受けるという徹底振りで、私たちは現地に7時半に集合でした。
Biz Town、他の州にもあるようですが、カリフォルニアにはサンディエゴにあるものが唯一の施設で、2階建てのものはアメリカには1つしかないそうです。
中はこんな感じで、モールのようにお店やビジネスが並んでいます。
中に入ってきた子供たち。
「お~・・・」とみんなキョロキョロしているのが分かりますか?
まずは、始まる前に、ここでのルールなどを聞きます。
ちなみに、赤のエプロンはボランティアの保護者達です。もちろん私も着用しました。
エプロンをしていない人は先生です。
さらに、まずは最初のミーティング。CEOを中心に、簡単なミーティングを行い、ここで順番に取る予定の休憩時間などを決めます。各仕事についての簡単な説明書も読みます。
それから、指定のユニフォームやTシャツに着替えて、もう一度全員が集まって市民のミーティングが行われました。
各ビジネスの宣伝もここでされました。
警察官のたあくんを発見。
基本的に親は子供の働いている所とは別の場所でボランティアなので、休憩時間などに会いに行かない限りなかなか子供を見つけることが難しいのです。が 、たあくんの仕事は、ここのルール(走らないとか、指定の場所以外での飲食禁止とか)を守らない人を取り締まり、違反切符を切り、違反者を裁判所へ送ると言う感じで、その辺を常にウロウロしていたので、たあくんの仕事振りを良く見ることが出来ました。
違反切符を貰った何人かのお友達に「たあくんのママ!たあくんにチケット貰っちゃったよ!」とブーブー文句を言われましたよ。
裁判所では、裁判官が裁判し、罰金が科せられたりしますよ。でも、正当な理由があれば無罪になるらしいですよ。
子供たちは小切手で給料を貰い、税金を差し引いた額を銀行に入れ、小切手や現金で買い物をします。また、お店側は生徒の個人番号と小切手の金額を入れ、その金額が銀行の残高にあるかどうかをコンピュータでチェックし、小切手を受け入れます。また、CEOは会社を切り盛りし、物が売れなければ値段を下げたり、また目標金額に達し無そうな場合は値段を下げたりと、価格の判断をしたりします。CFOを掛かる費用の小切手を切り、給料や仕入先に入金したりします。
親も1時間半の研修では足りません。基本的に子供たちを中心にやらなくてはいけないし、親は補助に徹しなくてはいけないのですが、最初はあまりにもシステムが分からず、実際にお店を始めてから分かったことも多かったです。子供たちは何週間も準備しているとはいえ、やっぱり難しいです。でもね、楽しかったですよ。疲れたけれど、あっという間の5時間半でした。
ボランティア、迷ったけれど、行ってよかったです。