お母さんへの手紙

毎年３月末から４月の初旬ごろに日本行きのチケットを買う。

今年は日本の学校もたあくんを受け入れてくれるか分からないし、後２ヶ月で日本がどれだけ落ち着くかも見当がつかず、たあくんに「今年は行けないかもしれないよ・・・」と言う話をしました。毎年かなり楽しみにしているので、こう言う話をするのは辛いのだけれど、仕方が無い。

そんな話をした数日後、学校で被災した日本の子供達宛てに手紙を書いたらしい。もっともっと落ち着いて、物資を送らなくても大丈夫になった頃、日本語の訳をつけて、日本の子供達に送る予定です。たあくんは頑張って日本語（ひらがな）で書いたようです。子供達宛ての手紙を書き終わった後、お母さん（たあくんはお母さんと呼びますが、たあくんの祖母で、私の母です。）宛ての手紙も書いたようです。

ボランティアで学校にいたら、たまたま、たあくんの担任の先生に会って、たあくんが母に手紙を書いたことを教えてくれました。さらに、『タカ、手紙を書きながら、「今年の夏は行けないかも・・・みんなが心配なのに・・・」と、ポロポロ泣いたのよ・・・』と。たあくんは日本が大好きなので、家族や友達に会えないと思うと辛いのでしょう。

たあくん、日本にいたら新４年生ですが、彼の日本語のレベルは会話と読むのは２年生ぐらいで、書くのは１年生程度です。学校から母宛てに書いたものを持って帰ってきました。たあくんに「恥ずかしいから手紙はブログに載せないで！」って言われたけれど、後できっと思い出になるから載せておきます。

たあくん、縦書きの日本語は右から左に書くんです！根本的なことが間違ってます！！！
手紙の最初に、曜日は書きません！
自分の名前は「たあくん」ではなくて、ちゃんと「たかひと」と書きましょう！
と突っ込みどころ満載ですが、たあくんは、ただひたすら心配なようです。

たあくんはアメリカで日本の事を考えて、祈って、応援して、たあくんが出来ることをしていこう。




今日のなおくん。フグみたいな顔をしてシャボン玉で遊んでいます。

なおくん、１週間ぐらい前から目が痒い・・・と言っています。で、段々痛くなってきたようで、今朝、学校へ行く前に、なおくんとドクターの所へ行って来ました。『花粉に反応しているのでしょう。』との事。子供でも点眼できるアレルギー用の目薬を処方してもらいました。痛みがあるって言うことは、汚い手で目をかいてしまっているのでバクテリアによる感染も考えられるとのこと。週末はドクターに行くのも難しいので、念のため抗生剤の入った目薬の処方箋を書いてもらいました。

アトピー、食物アレルギー、動物アレルギー、喘息・・・。どれも症状は軽いし、なおくんは元気。いつかは花粉も・・・って覚悟はしていたけれどね。そのうちくしゃみも出るんだろうなぁ。