Thursday, May 3, 2007

たあくんの部屋

アメリカの家庭では普通、生まれた時から子供は子供部屋で寝る。ドクターもそれを薦める。
でも、我が家では母乳で育てているせいもあり、たあくんはなおくんが生まれるまで、キングサイズのベッドでマーヴィンと私と3人で寝ていた。なおくんが生まれてからも、「みんなと同じ部屋で寝るのが良い。」と本人が言うので、子供用のベッドを私たちの寝室に置いて寝ていた。よく、マーヴィンの弟から「寝室が4つもあるのに、1部屋しか使ってないのはもったいない。」と言われていた。
それが、私がたあくんにしたいじわるがきっかけで、たあくんが自分の部屋で寝るようになった。いじわると言っても、大したことは無い。
たあくんが「探しているおもちゃが見つからない。」と言ってきた。私はある場所を知っていたけれど、たあくんに探して欲しくて、「もう一度探してきてごらん。」と言った。けれど、たあくんは「いっぱい探したけれど、無いんだよ。ルイジアナに置いてきちゃったんだよ。」と言う。何度も言うが、私はそのおもちゃがあるのを知っている。そこで、ちょっといじわるしようと思って、「ママが見つけてきても良いけど、ママが見つけられたらたあくんは何かを断たなくちゃいけないんだよ。じゃあ、小さいベッドじゃなくて、大きいベッドで寝ようか?」と言ったら、そのおもちゃがルイジアナにあるとかなり自信があったたあくんは、「分かった!ママが見つけられたら、たあくん、たあくんの大きいベッドで寝るよ!」。で、私はおもちゃを見つけたのでした。と、こんないじわる。
でも、たあくん、ちゃんとお茶断ちならぬ「小さいベッド断ち」をしたの。今日で4日目。
たあくんが「たあくんの部屋」と書いた紙をドアに張ってあげて、マジレンジャーのポスターを壁に貼ってあげた。
今日の朝、「たあくん、だんだんこの部屋が好きになってきたよ。」だって。やったー!!!

2 comments:

Anonymous said...

なるほど~
こうやって、たーくんは独り立ちしたんだねぇ。
しかし、アメリカは住宅事情がいいからなのか
子供部屋がちゃんとあって羨ましい。
日本じゃ、大体アパート暮らしだから
小さいうちから子供部屋なんて、考えられない。
私はミルクだから今のところ添い寝しなくても
一人で寝るけど・・・
きっと物心ついて来たら、一緒に寝るんだろうなぁ。
って言うか寝たい。

kaokiki said...

みやこさん、
一緒に寝るの、楽しいんだけれど、子供って段々異様に寝相が悪くなって、人の上で寝るし、朝起きると頭と足が反対なんて普通で、親の方が体が痛くなったり寝違えたりしてしまう。だから、寝相の良いうちは楽しいよ。
でもさ、たあくんもう5歳だからね、一人で寝ないと、友達の家にお泊りとかも出来ないでしょう。