以前にも書いた事があるが、たあくんの小学校、毎週金曜日にはFriday Flagと言う朝会がある。毎週テーマがあり、それに合わせて生徒が歌を歌ったり、詩の朗読をしたり、楽器を演奏したりする。今日のテーマは9.11。きっと、小学生の半数は、あの映像をリアルタイムでは観ていなかったり、観ていても何が起こったのかは分かっていなかっただろう。
あの時、私のお腹の中にはたあくんがいた。あのときもサンディエゴに住んでいて、ニューヨークとは3時間の時差があり寝ていた。朝早く日本の母からの電話で起こされ、「テレビをつけなさい!」と言われた。テレビでは、あの衝撃的な映像が何度も何度も流れていた。その時マーヴィンはハワイにいて、サンディエゴとやっぱり3時間の時差があり、寝ていたが、電話で起こし、テレビを付けるように言った。
7年たった今でも鮮明に頭の中に写るあの映像。遠く離れたところにいた私でさえかなりショックを受けたのだ。ニューヨークや付近に住む人、知人を亡くした方々、大勢の人々が肉体だけではなく精神的に傷を負った。きっと今でも外に出るのが怖い人がたくさんいるだろう。心の傷が癒える事は無いかもしれないが、だんだん傷が小さくなると良いなぁ。
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