Tuesday, August 12, 2008

推薦図書

たあくんが読書感想文を書くにあたって、1・2年生対象の推薦図書をチェックした。
選んだのがこの長谷川義史の「ぼくがラーメンたべてるとき」。
タイトルからは想像もつかないようなシビアな内容。
「ぼくがラーメンたべてるとき、となりでミケがあくびした。」から始まり、同時期に他の国の女の子は家の手伝いをし、山の向こうの国では男の子が倒れてしまっている」と言う内容。
選んだにもかかわらず、1年生に理解できるのか分からなかった。良い本だ。が、きっと貧富の差とか、他の国の生活って、高学年ぐらいにならないと理解できないと思う。
水道が無い国でポンプを漕いで水を汲んでいる女の子が出てくるところでは、「こういうのトトロに出てきたね。たあくんもやってみたいなぁ。」、そして、男の子が砂漠で倒れてしまっているところで、「きっと飲むものや食べるものが無いんだね。でも、たあくんどうしたら良いの?氷を持って行って、口の中に入れてあげたいなぁ。」と言うのがたあくんの感想。
良い本です。字の数は少ないけれど、読んで一緒に話し合える本です。きっとこの先何年も一緒に読む本になるでしょう。感想文にはどうかと思うけれど、読み聞かせにはお勧めです。

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